ニュースの数字をどう読むか
von Kento Suzuki

1. 数字はどうやって人を欺くのか
1.1. サンプルサイズ
1.1.1. ミクロ:一つの研究結果において
1.1.1.1. 調べようとしていることがどのくらい微妙なものか
1.1.1.1.1. 明確
1.1.1.1.2. 微妙
1.1.1.2. 体験談というエビデンス
1.1.2. マクロ:あるテーマにおける研究結果全体の傾向において
1.1.2.1. 14章:それは先行研究全てを代表するものですか?
1.2. サンプルの偏り
1.3. それは大きな数ですか?
1.3.1. 数字の大小は文脈によって決まる
1.3.1.1. 文脈=分母
1.4. 絶対リスクと相対リスク
1.4.1. 何かが◯%増えた、減った
1.4.1.1. これは相対的な変化
1.4.1.2. 相対値ではなく絶対値で知る事が必要
1.4.1.2.1. 何に比べて◯%高いのか、低いのか?
1.5. ランキング
1.5.1. 順位だけでなく、中身も見る
1.5.1.1. ランキングを構成する数値
1.5.1.2. ランキングを構成する数値がどのように作られたか
2. 用語
2.1. シンプソンのパラドックス
2.1.1. 例:アメリカにおける賃金の中央値の変化
2.2. 「R」
2.2.1. 再生産数
2.2.1.1. 拡散したり、再生産したりするもの
2.2.1.1.1. インターネット
2.2.1.1.2. 人間
2.2.1.1.3. あくび
2.2.1.1.4. ウイルス
2.2.2. R=5
2.2.2.1. 感染症疫学
2.2.2.1.1. 1人の感染者から平均5人が感染する
2.3. 統計学的に有意
2.3.1. P値
2.3.1.1. 帰無仮説が正しく両群が一致する可能性
2.3.1.2. P値が小さい(p=0.05)=両群のデータに差がある
2.3.1.2.1. 帰無仮説の棄却=対立仮説の採用
2.4. 効果量(エフェクトサイズ)
2.4.1. 両群の関連がどのくらい大きいか
2.4.2. 交絡因子
2.4.2.1. 例:アイスクリームと溺死
2.5. ベイズの定理
2.6. グッドハートの法則
2.6.1. 測定値が目標になってしまう問題
2.6.1.1. 数字だけを追ってしまい、目的を見失いがちになる